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ホントお疲れ様でした!

2013.05.06.16:58

先日30年以上付き合っている友達のお姑さんが亡くなりました。

彼女とはもう何年も毎週土曜日には一緒にモーニングしているので、
97歳の姑さんの様子はいつも聞いていました。

姑さん、自分たち夫婦、息子夫婦と孫2人という7人家族の家庭です。
私より2歳上の彼女は家事一切を仕切っていました。

何年か前までは主人の会社の事務所を手伝い、その後息子夫婦に会社を
譲ってからは、お嫁さんが事務所を、彼女は家事を引き受けていました。

昨年の4月までは、なんとか自分の足で歩いていたお姑さんが転んで骨折し、
手術の結果一度は歩くようになったが、やはりその後は何かと弱ってきました。

それまでも高齢のお姑さんの世話は結構大変でしたが、手術後はもっと大変に…

昨年までは週に何度かは、介護施設にお世話になったり、時にはショートステイ等も…
でも今年からは施設にお世話になるのも週に一度だけで…
自分では、おトイレも食事も出来ず…いつも補助が必要でした。
勿論紙おむつも使っていました。

小柄な彼女には、重労働な事もたくさんありました。
姑さんの体を支えるので、腰や腕が痛いといつも言っていました。

ちょっと出掛けても、いつも時間を気にしていました。
いつも3時にはおやつも用意していました。

私に会ってもよく「今日はおばあちゃん沢山食べてくれた」とか「食欲がない」と…
多分彼女の頭の中にはいつもおばあちゃんの事があったのでしょう。

でも時には「私の方が先に参ってしまうかも…」と弱音を吐いた事も…
ご主人もお嫁さんも、いつも協力はしていました。

でもやはり69歳になる彼女の負担が一番大きかったと思います。
時には「老老介護」について冗談半分に話したり、弱音を吐いた事もありました。

今回訃報を受けた瞬間はビックリしたけど…
お姑さんのご冥福を祈ると同時に…私は正直「ホッ」としたのも事実です。
これで彼女が楽になれるし、自由な時間も持てると…

お姑さんも最後は苦しむことなく亡くなって、彼女も安堵したと聞きました。

昔は嫁姑の争いが、あった事を聞いた時もありました。
彼女が泣いていたのも私は知っています。

それでもここ何年かは、本当に懸命に姑さんのお世話をしました。
そしてお姑さんも彼女を一番頼りにしていたようです。

無事お葬式を終えてすでに3週間は過ぎました。

その後何度か会ったっけど、やはりまだお姑さんの話が出る事が多いです。
でも時間に追い回されない事だけ確かなようです。

49日の法要を終えたら、夫婦でゆっくり旅行行く予定だとも先日聞きました。


「長い間本当にお疲れ様でした」と彼女に言ってあげたいです。

そして、まだしばらくは大変でしょうが、今はゆっくり身体を休めて…
その後は自分の時間を大切に過ごして欲しいと願っている私です。


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